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2007年、個人的ベストアニメ


他に書こうと思ってたことがいくつかあったんですけど、いつの間にか今年も終わりかけてたので(さすが師走、時間の流れるのが速い)、今回はこんなのでお茶を濁してみました。

ふつう、こういうのってベスト5とかベスト10とか、数を区切るものなんでしょうけど「アレを入れるとコレがいれられないしぃ、どーしよう」とかいう精神的な葛藤がわずらわしいんで、面白かったものをあげていってそれで終わりにしました。
あと順位とかもつけてないです。
面倒だし。


精霊の守り人
精霊の守り人 8

アジア的世界を舞台にしたファンタジー。
逃走劇のなかで擬似的な親子関係を築いていくってのがこの作品の本筋。
だけど、その擬似的な親子関係はバルサとチャグムの別れという形でちゃんと終わりを迎える。
いったん築いた親子関係を捨てることで成長を描いてるところが好き。

[参考]
『精霊の守り人』がおもしろすぎて困る件。
『精霊の守り人』の続編はないのですか


DARKER THAN BLACK 黒の契約者
DARKER THAN BLACK-黒の契約者- 1 (通常版)

契約者と呼ばれる異能力者が出てくるアクションもの。
これの好きなところは実はユーモア感覚。
このアニメは味方ですら信用できない、っていう、言ってみればハードボイルドな世界観なんだけど、そのなかで時折はさまれるユーモアってのがかなり好きだった。
今のアニメって共同性を前提とした笑いが多いような気がする。
それは視聴者と作り手のあいだでの共同性である場合もあるし、登場人物間での共同性であったり。
まあ、そういう共同性によりかかった笑いってのも確かにいいもんだし、好きではあるんだけど、この黒の契約者みたいに、共同体の存在にたよらない笑いってのが、もっとあっていいんじゃないかと。
笑いを緊張の緩和と評したのは桂枝雀でしたっけ?
そういうタイプの笑いが多いかなあ、このアニメは。
携帯の着メロが変とかの、どうってことないネタではあるんだけども、それでも緊張感のある場面でそれが出てくるとやっぱり可笑しい。


バッカーノ!
BACCANO!(バッカーノ!) 01

禁酒法時代のアメリカを舞台にしたアクションもの。
アクションシーンのレベルがめっちゃ高かった、これ。
アニメ的な誇張を含んだアクションなんだけど、それにもかかわらず、痛みを感じることができたところも好感。
今まで一回も書いたことがないけど、実は暴力が大好きなんで。
ストーリーは昔の筒井康隆のスラプスティック的な感じで面白かった。
ただ、話の筋がつかみづらいところはあったかな。
だけど、それも最後まで見ればちゃんとわかるし。


ぽてまよ
ぽてまよ 6

ある日、突然あらわれた「ぽてまよ」という謎の生き物との日常を描いたアニメ。
言葉を持たず、「かわいい」や「萌え」の記号を組み合わせただけで作られているこの奇妙な生物を「かわいい」と思ったし、また「萌え」られたのが自分でも不思議だったので入れてみた。
どうも新しい感覚を発見したような気がする。
何を発見したのかは、皆目見当がつかないけど。

[参考]
この変なハマり具合は一体なんなんだ……『ぽてまよ』の魅力に迫ってみる
「ぽてまよ」の海外反響


瀬戸の花嫁
瀬戸の花嫁 三

ラブコメ。
特筆すべきところはあまりないんだけど、面白かったので。


コードギアス 反逆のルルーシュ
コードギアス 反逆のルルーシュ 1

ロボットアニメ。
グレンラガンもそうなんだけど「あえてやりきってみせる」感が印象的。
去年、見たロボットアニメがエウレカセブンとゼーガペインだったので余計そう思うのかもしれないけど、深いところを志向せずあくまで浅いところにとどまる態度ってのが面白かった。
後半ルルーシュが「合衆国日本」を建国宣言したのは、見ていて思いっくそ恥ずかしかったんだけど「まあ、いいか、コードギアスだし」と諦めがついたくらい。
だけど、あそこはユフィが死ぬっていう盛り上がりどころだったから、「合衆国日本」すらなければ、もっと感情移入できたんだけどなあ。残念。


ef - a tale of memories.
ef - a tale of memories.3

恋愛もの。
efに関しては、もう書いちゃったんで、特に書くべきこともないんだけど、とりあえず11話はよかった。
「ゴミを捨てた」にはかなりビビった。
このアニメが他者を描けているかどうかというのはよくわからないけど、それでもとりあえず他者の持つざらっとした手触りがあるのは確かだと思う。

[参考]
総論。アニメ『ef - a tale of memories.』とは何だったのか?


ってことで、数えてみたら7つでした。
なので、ベスト7ってことですかね。
ベスト7・・・・・、今まで聞いたことない言葉ですけど。
だけど、なんか、カッコいいからいいか。

ついでに書いておくと、2007年の個人的最萌えキャラはグレンラガンのニアです。
いや、ヨーコでもいいんだけど、ヨーコは成長すると乳がデカくなりすぎて、ちょっと気持ち悪かったりしたので、そこで減点。

ところで、これが今年最後の更新になるかと思うんですけど、みなさん、よいお年を。


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