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フィギュアスケートって不思議なスポーツだと思う

フィギュアスケートのGPファイナルを見た。浅田真央が優勝した。おめでと。


フィギュアスケートについては全くの門外漢なので、このスポーツの特性についてはあまりよく知らないんだけど、前々から、これはとても不思議なスポーツなんじゃないかと思っていた。ちょうどいい機会だから、メモ代わりに書いてみる。


浅田真央がGPファイナルに初出場し、優勝したのは、15歳だったっけか。タラ・リピンスキーが長野オリンピックで金メダルをとったのは15歳だ。


他のスポーツと比較すると、これはとても不思議なことだ。
たとえば、野球というスポーツで松坂やダルビッシュというのは天才的な素質を持った選手だけど、たぶん、彼らが15歳のときにはプロ野球選手には通用しなかっただろう。たとえ通用したにしろ、日本でいちばん優れた投手ではなかったはずだ。


それぞれのスポーツに必要な身体能力というのは異なっているものではあるけど、とりあえず、人間の肉体のピークは20代あたりのどこかにある。10代はまだ肉体的にも発展途上だし、技術的にも未熟なはずだ。


それなのに、この二人は10代中盤という若さで世界一になってしまっている。
これがなぜかというと、フィギュアスケートっていうスポーツには少女の肉体が適しているからなんだろう。


フィギュアスケートの最大の見せ場というのはジャンプにあるんだろうけど、アレは体重が軽ければ軽いほど有利なはずだ。つまり、成熟した女性らしい豊満な肉体は向いてない。
胸が大きかったりとかの、(男から見たときに)性的な肉体ってのは、それだけ脂肪がついているわけで、体重が重くなる。そのぶん、跳べない。だから不利。
最初のころに比べると、安藤美姫は体つきが女らしくなっているけど、その変化つれてジャンプで苦労しているように、素人目には見えた。


体操というスポーツでは女子選手はほとんどが少女のような肉体をしてる。実際に少女だったりもする。
いっぽう、新体操では、体つきが女らしい選手が多いようだ。
これは求められているものが異なっているってことなんだろう。


体操では女らしさは必要じゃない。いかに高く跳ぶか、いかに軽く跳ねてみせるか、そっちのほうがずっと重要だ。だから、少女の肉体が必要とされている。
だけど、新体操では女らしい肉体、それに付随する女性的な表現力みたいなのが必要とされているってことなんだと思う。余談だけど、浅倉南が新体操じゃなくて、体操の選手だったら、たぶん、タッチという漫画の評価も多少は変わっていたんじゃないか。


今回のGPファイナルでも、1位、浅田真央、2位、キム・ヨナは二人とも少女の肉体をしてる。
フィギュアスケートというスポーツでは体操と同じように、少女の肉体が求められている。


だけど、それと同時にフィギュアスケートでは新体操的な女性らしい表現力も採点基準になっているみたいだ。そこが不思議に思っていたところ。


フィギュアスケートの選手は表現力を身につけるために、バレエを習ったりするらしい。女性らしさもまた大切な要素なわけだ。


つまり、フィギュアスケートっていうのは、少女の肉体を持ちながら、どれだけ成熟した女性らしさを表現できるかという、とても二律背反的で、性的な意味でこんがらがったスポーツのように見える。
そして、少女の肉体のまま、いかにオンナを見せるかという一点においては、浅田真央よりも、キム・ヨナのほうが上手くできてるんじゃないかなあとも思った。
浅田真央って好きではあるんだけど、ぜんぜんいやらしくは見られないし。


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