超人気声優・平野綾に「沢尻のようだ!」とブーイングの嵐 平野綾さんがブーイングの嵐を受けまくってるのかどうか、については信頼できる情報がないので確かなことは言えません。
しかし、これらの写真を見る限り、たしかに以前とはかなり雰囲気が違ってますね。
かなり、っつーか、別人みたいに見えますが。
平野綾さんの写真集など。往時がしのばれる。
私は声優にはあまり興味がないので、彼女の近況にもさして詳しくないんですが、前々からファンのあいだで「平野綾がビッチ化してる」という声があがっているのは知ってました。
もともと興味が薄かったこともあり、その情報は頭の片隅に追いやられていたんですけど、今回、このなかで紹介されてた雑誌の記事を見て「ああ、そういうことかなのか」と納得がいった次第。
インタビュアー:プライベートで聴いてる音楽は?
平野:アブリル・ラヴィーンのファンなんです。(中略)アヴリルはその時々で方向性がガラリと変わるので、次はどうくるのかなって、ワクワクさせてくれるんですよ。彼女を見ていると私自身も、そういった期待感を皆さんに感じてもらえるように仕事をしたいって思ってます。
なるほど・・・・・。
どうやら平野綾さんは病気みたいです。
一般的に「ラ・ムー症候群」という名で知られるこの病気は、有史以来、幾多のアイドルに感染してきました。
「あたしはアイドルじゃなくてアーティスト(ロックバンドとかでも可)になりたい!」という、無意味な上昇志向につけこむ、極めて感染力の高い病気です。
平野さんは声優なわけですが、「アイドル」声優なわけで、病気の定義に合致しているといえます。
要するに彼女はアイドルとしてちやほやされるより、アヴリルのような「アーティスト」になりたいわけですから。
この病気の具体的な症状としては、
・アイラインを濃いめに引くようになる
・装飾品を過剰にまとい、チャラチャラしだす
・ミュージック・ステーションでのタモさんとのやりとりが投げやりになる
・レズビアンでもないくせに「同性から支持されるアーティストになりたい」とか言い出す
・ハリウッドの地味な俳優を好きだと公言して悦に入る
・セルフ・プロデュースにやたらこだわる
などがあげられます。
この病気の恐ろしいところは、感染している本人には「自分が病気である」という意識がさっぱりないところです。
それどころか、逆に多幸感を感じていたりもする。
悲惨なのはむしろファンのほうなのです。
私はとある掲示板で、「ラ・ムー症候群」にかかったアイドルのファンたちの悲痛な叫びを何度も目にしました。
いわく、
「彼女の可愛い声が好きだったのに、急にドスのきいた声で歌い始めた。ガクガクプルプル」
「ヌード写真集が出たので買ってみたら、芸術的なショットの連続でさっぱりヌケなかった。金返せ」
「なっちが盗作した・・・・・orz」等々。
糸の切れた凧が風にのまれて、あらぬ方向へ飛んでいくのをただ見つめているのにも似た絶望感。
まあ、そのうち凧は電線かなんかに引っかかって、落ちてきたりするんですけど。
そんな下らない比喩はともかく、我々は平野綾さんが暴走していくのをただ黙って見つめているしかないのでしょうか?
特に平野さんのファンというわけでもない私ですが(どっちかと言えば茅原 実里のほうが好き、おっぱいとか)、ここは処方箋を真面目に考えてみました。
まず平野さんの原状把握から始めたいと思います。
たしかに最近の彼女の変貌ぶりは、われわれを途方に暮れさせてくれるものがあります。
このサナギが蝶に、というかサナギが孵化したら蛾だった的な変貌ってのは違和感ありまくりです。
が、それでもしかし、取り返しがつかないところまではいってないと思われます。
アヴリルが好きだという無邪気な発言からもそれがうかがわれます。
好きなロックバンドとして、Dr.フィールグッドやペイブメントといったマイナーどころをあげて無意味な知識自慢をするとか、
「あたし、カートの気持ちがわかる気がするんだ・・・・」などと言って遠いところを見つめる、といった段階までいけば、そりゃ処置の施しようがないですが、アヴリル程度であれば、まだ大丈夫。ちゃんとあるべき場所に帰ってこれるでしょう。
今の平野さんの心を占めているのは「ここではないどこかへ行きたい」という思いではないでしょうか。
「ここではないどこか」でありさえすれば、実のところ、どこでもいいのではないかと思われます。
その「どこか」の象徴として、アヴリル・ラヴィーンが任意に選ばれただけなのではないかと私は考えます。
平野さんの病気を治癒するためには、平野さん自身が「ここ」をちゃんと好きになってくれることが肝要でしょう。
たしかに「ここ」は狂ったようにサイリューム振りまくるキモオタだらけで多少息苦しいかもしれない。(注:これは私がそう思っているのではなく、ただ平野さんの内心を代弁してるだけです)
しかし、ハルヒのパロディAVが発売されたりとかの色々な欠点がありながらも、やはり、ここが自分のいるべき場所なのだ。
そう平野さんに思ってもらいさえすれば、病気は自然に治癒していることでしょう。
さて、そのための方法ですが、ここは彼女が好きだというアヴリル・ラヴィーンさんに協力してもらうのが良いかと思われます。
浮世絵がヨーロッパから逆輸入された例を見てもわかるように、日本人というのは自文化が外国(特に欧米)で評価されることにめっぽう弱い。
この力学を利用します。
具体的には、アヴリルさんに萌えオタ向けのTシャツを着てもらいましょう。
アヴリルさんの愛車を痛車にしてもらう、という手もあるんですけど、まあ、それはなにかと大変そうなのでここは手軽なTシャツで。
大好きな「アーティスト」が、萌え(痛い)Tシャツを着ていれば、平野さんも自分の所属しているオタカルチャーを再評価、再認識してくれるに違いありません。
「どうやってアヴリルに痛T、着せるんだよ」という疑問の声もあるでしょう。
しかし、この点については、さほど心配する必要はないです。
私がインターネットを使って独自に情報収集したところ、電通の人はとても強大な力を持ってるらしいです。
なんでもセカンドライフを成功させること以外であれば、たいていのことができるとか。
だから、電通の人に頼めば、アヴリルに萌えオタ向けのTシャツを着せるくらいわけないはずです。
あと、サマンサ・タバサの社長とかもそのくらいはできそう。
なので、電通の人もしくはサマンサ・タバサの社長に頼んで、アヴリルさんにこういうTシャツを着てもらいます。
憧れのアヴリルがこういうTシャツを着ていれば、平野さんの認識を改めさせること大でしょう。
正気に返ること間違いなしです。
しかし、これはあまりデザインがよくないですね。
それに加えて「なんでキミキスなんだよ」というまともな疑問をもたれる方もおられるかもしれませんし、また、アヴリルさんが実はファミ通嫌い(ファミ通をファミ痛wって打ち込んじゃうくらいの)であったりするといけないので、他にもいくつかTシャツをデザインしてみました。
「たしかに、あたしはよく音程外すけど、初音ミクには負けちゃいない」と平野さんに健全な競争心を持ってもらうためには、このTシャツ。
苺ましまろをパンク風に仕上げてみました。
つーか、このTシャツがあったら買いますけど。
よく外人が着てる、意味不明な日本語Tシャツ風。
日本中を震撼させたホワイト・デビルをTシャツに。
最後のはちょっと怖かったりもしますが「これは人間精神の暗部を詩的表現にした、ロックで言えばグランジにあたるジャパニメーションの最先端だ」とかなんとか適当なこと言っておけば、まあ大丈夫だと思います。