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レイプされたにもかかわらず処女!だったエロゲキャラ

漫画の人気キャラが非処女と判明してヲタ騒然…「単行本全部捨てる」と漏らすファンも - 痛いニュース(ノ∀`)

いまさらの感もあるけど、かんなぎのヒロインであるナギが非処女ではないか、ということで騒ぎになったっていう話。


あまりよく観察してるわけじゃないので、詳しいところはよくわからないけど、これって面白がって騒いでる部分もかなりあるんじゃないかなあ。さすがに、本気で怒り狂っているのはごく一部だとは思うけど。


とは言うものの、オタクのなかには、ヒロインに処女性を求める嗜好(志向)があるのは確かだ。事実、自分のなかに、そうした心理の傾きを見出すのも、そうむずかしいことじゃない。
つまり、寝取られ(NTR)が嫌だってことだ。

寝取られ:ヒロインが主人公以外の男と出来ること


このナギの場合は、非処女で寝取られではないか、ってことで物議をかもしだしたわけだけど、この騒動を見ていて、あるエロゲーを思い出した。
(あ、かんなぎの話はもう終わりです。ついでなんで書いておくと、アニメの7話はすげー面白かったよ)


暁の護衛 通常版
暁の護衛 通常版

この暁の護衛というエロゲー(美少女ゲーム)は、近未来の日本が舞台。
格差社会が進みすぎて、治安は悪化の一途。金持ちたちはボディガードを雇って身の安全を図っている。
ボディガードの主人公は、ある金持ちのお嬢様にひょんなことから気に入られ、護衛をすることになる、ってのが大まかなあらすじ。


さて、木から生まれた女にすら処女性を求めるようなオタク心理に配慮したのかどうかは知らないが、この暁の護衛のなかでは、とんでもなく破天荒な方法によって寝取られを回避していたので、ここで報告しておきたい。
(プレイしたのがずいぶん前なんで、多少記憶違いがあったりするかもしれないけど)


[レイプされたのに処女]

ヒロインの一人に、ツキっていう女の子がいる。メイドだ。

暁の護衛 キャラクター紹介 ツキ


このツキは一番人気のキャラクターみたいだ。
一言で言えば毒舌キャラなんだけど、たしかにとても魅力的なキャラだった。主人公とのやりとりには何度も笑わされたし。いや、ホントに面白いんだ、これ。


主人公とは洒脱な会話を繰り広げるツキではあるが、ストーリーが進むにつれ、他のメイドたちにいじめられていることが明らかになる。
これには理由があって、まず、ツキが貧民街の出身だということ。そして、もう一つが彼女が過去にレイプされていた、ということだ。レイプという残酷な経験は、彼女の心に冥い影を落としている。


主人公はその事実を知るわけだけが「中古品ならもういらね」とか無粋なことは言わない。当たり前だけど。
汚された過去を持つことも、ツキがその過去に怯えていることも、全てを知ったうえで、彼女を受け入れようとする(具体的にはセックスしようとするんだけど)。


さて、ここまでで明らかになったのはツキは処女ではない、ということだ。また、(他の男に)寝取られてもいる。レイプされているんだから、当然の話だ。


だけど、実はツキは処女だったし、また寝取られてもいなかった。
どういうことだろう?あなたにはわかるだろうか、この謎が。


推理小説なんかでは「いくらありえないように見えても、それしか可能性がないのなら、それが真実だ」なんていう言い方がよく出てくるけど、今回がまさにそれだ。
レイプされたのに、なぜ処女で、しかも寝取られでもないのか。ありうる可能性を考慮すれば、おのずと答えは出るだろう。
んじゃ、答え。↓




[なぜ寝取られじゃないか?]
答え:ツキをレイプしたのが主人公だったから。

そう、レイプしたのが主人公だった。だから、寝取られではないのだ!なんという逆転の発想。
かんなぎファンは「ざんげちゃんの中の人は花澤香菜」ということを思い出してみよう。何が逆転したのかはわからんけど、確実に何かが逆転したような気にはなる。


主人公も、またツキも(どういうわけか都合よく)記憶を喪失していたので、ぜんぜん気づいていなかったのだが、過去に主人公はツキをレイプしていたのだった。
主人公の父親はとんでもない乱暴者で、平気で犯罪行為に手を染めるような人間だった。
ある日、父親は町で偶然見かけた、ツキの母親をレイプした。ついでに、主人公には、まだ子どもだったツキをレイプするように命じたのである。
絶対的な存在である父親には逆らえず、主人公はツキを三日三晩レイプし続けた。



[なぜツキは処女だったのか?]
答え:主人公は三日三晩、ペッティングをし続けたから。

レイプしたことはしたんだけど、極度の興奮状態の主人公は挿入することはなく、3日間、ずっとツキの体をまさぐり続けていたのだ。だから、主人公と再会したときのツキは処女だった。
3日間、ずっとペッティング・・・・・・・・。それは精が出ますね。いや、精は出てないのか。



[これはギャグじゃなく感動物語]

これを読むと、明らかにギャグとしてやってるんだろう、と思われるかもしれないが、それは違う。ここが不思議で仕方がないんだが、製作者はいたってマジメなようなのである。
なにしろ、ここは二人のトラウマが解消される、感動のエピソードとして描かれているのだ。
感動・・・・・・。
「3日間ペッティングし続けた男」の話で、泣くことができるのは東浩紀くらいのもんじゃないかと思うけど。


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「のだめカンタービレ 巴里編」で千秋真一がロボット化:11月前半のメモ

今回の気になる出来事
「のだめカンタービレ 巴里編」の演奏シーンで千秋が3DCG化される




ロボットみたいだった。






「ヤー!!」



[11月前半のメモ]↓↓↓

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ジョジョのなかで最強なのはカーズ!異論は認める

私はジョジョの奇妙な冒険のなかでいちばん強いのはカーズだと思っている。


OK。
君が何を言いたいのかはわかってる。
「んなわけねーだろ、このバカ!」
そう言いたいんだろ。


たしかに、実際に戦えば、3部のディオのほうが強いだろう。二人とも、漫画のキャラだっていうのに「実際に戦えば」ってのは変な話だけど、実際に戦えば、たぶんそうなるはずだ。


だけど、「カーズがいちばん強そう」と思ってるのは自分だけじゃないんじゃないか、って勝手に私は思っている。
てなわけで、今回はなぜ「カーズがいちばん強そう」なのか、っていう話。


ドラゴンボール型とジョジョ型

これは、ちょっと前に読んでおもしろかった記事。

ジョジョやある時期からのハンターハンターの様な「能力バトル漫画」では、インフレ展開が基本的に起こりにくい。多分理由は幾つかある。

・能力バトル漫画の面白さの肝は、「能力の特殊性」「特殊な能力がどう活躍するか」にある。
・よって、作者は「能力の特殊性」を描写しなくてはいけない。つまり、特殊な能力と、その能力が活躍する為の舞台を考えなくてはいけない。
・必然的に、「パワーの数値的な強弱」だけで勝負を成立させることが出来ない。「何故その能力が勝ったか」の理由づけを考えなくてはいけない。

能力系の漫画がインフレしにくい理由。 - 不倒城

さすがだなあ、この人は、とやたら感心した。こんなことは考えたこともなかったので。


この記事はドラゴンボールはなぜインフレするのかという記事(ドラゴンボール的「転回」とウルトラマンの関係。)を受けて書かれているんだけど、バトル漫画をドラゴンボール型とジョジョ型みたいに分けてみると、おもしろいんじゃないかと思った。
一回、分類してみると、いろんなことが説明しやすくなるような気がする。


たぶん、不倒城さんのおっしゃってることとは、ズレてしまうのでもうしわけないんだけど、乱暴にそして単純に定義してみるとこんな感じ。


ドラゴンボール型
キャラの強さが同一線上で表現される。インフレが起こりやすい。


ジョジョ型
それぞれに特殊能力を持っていて、単純に強弱を表現していない。頭脳戦になりやすい。インフレが起こりにくい。


ドラゴンボールで印象的なのがスカウターっていう道具で、要するにアレは、強さというものが、同一線上で比較可能だという発想に基づいてる。そういえば、キン肉マンでも強さを数値化して示していたっけ。


一方、ジョジョでも強さが数値化されて示されてるところがあるんだけど、ドラゴンボールみたいに単純なものじゃない。
たとえば、第5部の主人公、ジョルノ・ジョバァーナのスタンド能力はこんなふうに示されている。

ゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)
【破壊力 - C / スピード - A / 射程距離 - E(2m) / 持続力 - D / 精密動作性 - C / 成長性 - A】



ジョジョでは強さというのは、複合的で、そしてあいまいな概念だ。


ちょっと話はズレるけど、UFC、また後継のプライドといった、何でもありの総合格闘技というものはもともと「最強の格闘技は何か?」「最強の格闘家は誰か?」といった問題意識から発生していた。
まあ、UFCはグレイシー柔術の宣伝の場として始まったのは確かなんだけど、それが支持されたのは「最強が何であるのか知りたい」という強い動機が格闘技ファンの側にあったからだ。
しかし、歴史を積み重ねるにつれ、あきらかになったのは「最強なんてものはどこにも存在しない」という逆説的な真実だった。
強さというものは、あくまで、物事の一面を切り取ったものでしかない。ある条件下では強いものがある条件下では弱くなる。
たぶん、これはほとんどの格闘技ファンの共通認識だと思う。


だから、強さというものが同一線上で表現されることには、個人的には多少の違和感があったりもするんだけど、これは漫画という表現物での話なので別にかまわない。事実、ドラゴンボールもキン肉マンもおもしろいわけだし。


ドラゴンボールでの強さのインフレということを考えると、重要なのが「修行」という要素なんじゃないかと思う。
頭脳戦を描かない以上、強敵に勝利する、つまりは強敵よりも強くなっていることを読者に納得させるためには、修行という、主人公側の努力と時間的経緯を描くしかない。
ドラゴンボールのなかで、いったい何回修行シーンが出てきたっけ?何回かはわからないけど、とにかくいっぱい出てきた。


このドラゴンボール型ジョジョ型というのは、あくまで抽象化したものだ。つまり、細かな部分は無視してるってこと。


だから、もちろん、ドラゴンボールにもジョジョ型の要素はあるだろうし、また、ジョジョにもドラゴンボール型の要素はあるだろう。
というか、ジョジョの奇妙な冒険の1部と2部は、これをジョジョ型と呼んでいいのだろうか?ジョジョがジョジョ型じゃない、ってのも変な話だけど、2部までに関しては、かなり、ドラゴンボール型の要素が強いように感じられる。


ジョジョの奇妙な冒険 (6) (ジャンプ・コミックス)
ジョジョの奇妙な冒険 (6) (ジャンプ・コミックス)


1部、2部でもたしかに頭脳戦で勝利をつかむ、という形が多いし、その点はたしかにジョジョ型だ。


だけど、味方側のキャラにはそんなに特殊能力がつけられてはいない。シャボン玉で戦うシーザーなんかもいるけど、シャボン玉とかそれ以前に、みんな「波紋」という共通した能力を使ってる。
つまり、味方側のキャラに関していえば、強さが同一線上で表現されているといっていい。
一方、敵側と味方側では能力の断絶があるわけで、どっちが強いかというのはなかなか言いにくいんだけど、とりあえず敵側キャラの間では強弱というものは同一線上で示されている。
そして、3部以降では見られなくなった「修行」が1部、2部ともに行われている点も注目に値する。ジョナサンもジョセフも修行をすることで成長している。つまり、努力と時間経過を強さの根拠としている。


ジョジョがジョジョ型になったのは、3部からなんじゃないかと思う。スタンドという発明がジョジョの奇妙な冒険という漫画をジョジョ型にしたのだ。


2部までがジョジョ型じゃないんじゃないかとする根拠は他にもある。
強さがハイパーインフレを起こしている点だ。


まず、1部のラスボスは吸血鬼のディオ。→2部の冒頭で吸血鬼はサンタナの食料に過ぎないことが明らかにされる。→そのサンタナはカーズ、エシディシ、ワムウの足元にもおよばない。→赤石によって、カーズは究極生命体と化す。もはや、波紋も通じない。


こんなふうに強さがすさまじいまでのインフレを起こしていて、これは3部以降ではあまり見られない現象だ。もちろん、ラスボスがいちばん強いのはどれでも同じだけど、さすがに、ここまでじゃない。


こうしてみると、なぜ、自分がなぜカーズをいちばん強そうに思っていたのかは明白だ。
2部までのインフレバトルの頂点に立っているのがカーズだからだ。
他のラスボスは他者との比較対照によって強いのではなく、あくまで自分の特殊能力によって強いので、カーズほど最強なわけではない。
まあ、実際戦ったら、負けちゃうんだろうけどさ、カーズ。


だけど、ジョジョって2部までで、ドラゴンボール型のインフレバトルをやりつくしちゃってるんだなあと思った。「波紋と吸血鬼」という図式では、もうアレ以上の強さというものは絶対に描けないだろうし。


[追記]

ドラゴンボールのキャラが強くなりすぎてしまう理由
すっかり忘れてたけど、そういえば、昔ドラゴンボールのインフレについて書いてた。

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